びっくり仰天のFX儲け話は

2009年、アメリカに端を発した世界中を巻き込む大金融恐慌が起こる前、個人投資家による資産運用が、インターネットという媒体を通じて活発になりました。
個人投資家の選択肢は主に3つで、株式投資、投資信託、外国為替証拠金取引でした。
投資信託はファンドマネージャーに任せきりで面白くないし、株式投資は多くの銘柄の中から選ばないといけないのが大変だということで、個人投資家の多くが外国為替証拠金取引を選択しました。
その理由に、主婦がFXでなんと数億円の利益を上げたといった話が、マネー雑誌を中心に取り上げられたからです。
確かに取引のために選択する通貨は、株式の銘柄に比べるとはるかに少ないと思います。
また、為替相場は24時間休みなく動いていることから、取引できるチャンスが株式投資に比べて多いことも、主婦の億万長者を生み出した要因だろうと思います。
とはいうものの、FXはレバレッジを効果的にかけ、通貨を選択し、ストップロスで資金を失うリスクを避ける必要があるなど、株式投資に比べて格段に簡単ということはありません。
主婦が億万長者になったという儲け話が広まったことで、第二、第三の主婦億万長者を目指す人が現れたことでしょうが、まれな話だからこそ有名になったのだと思います。
リーマンショック以降、株式投資でも外国為替証拠金取引でも、パッとした話が聞こえて来なくなったことで、FXでの儲け話のスケールも少々小さくなったのではと思うのでした。

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